クラウド会計をおすすめする理由

クラウド会計をおすすめする理由

 こんにちは!市ヶ谷、九段下の税理士たちばなです。今回は当事務所がお客様にクラウド会計をおすすめする理由についてお話したいと思います。

最初は見向きもしなかった

 当事務所は昨年10月に開業しましたが、最初から「クラウド会計をおすすめしていたか?」と言えばそうではありませんでした。

 巷では「クラウド会計で税理士が不要」などとPRしているソフトもあり、あまり良い気持ちもしていなかったため、最初はPCにインストールする従来型の会計ソフトをメインに使っていました。

 ところがある日、知り合いの税理士が「これからはfreeeのようなクラウド会計を使いこなさないといけない」という話をし始めました。私としては税理士は職人だと思っていたので「職人が手を動かさずに楽をしてどうするんだ」と反発したのですが、実はちょっとだけ気になったので、後になってこっそりとfreeeの説明会に申し込んだのがクラウド会計との最初の出会いでした。

 お客様にはExcelなどで出納帳をつけて頂いていたため、なんとか経理の手間を減らしてもらいたいと考えていたことも、説明会に申し込んだ一つの理由だったと思います。

クラウド会計の活用レベル

 そんなこんなでfreeeをいじることになったのですが、最初は、借方・貸方を使わなかったり、補助科目の代わりにタグというものを使ったりというfreee独自の世界にわけがわからないと閉口していたのですが、我慢して使っていくうちにその良さが徐々に分かるようになってきました。

 ちなみにクラウド会計を使っている会社や個人事業主は、その活用度合いに合わせて次のLevel 1~5くらいに分類できると思っていますが、私はLevel 1でかなり苦戦しました…

 Level 1はクラウド会計をとりあえず導入したという段階ですが、freeeの場合はインストール型の会計ソフトとの違いから簿記が得意という方はかえって苦戦するかもしれません。一方、マネ―フォワードクラウドではインストール型の会計ソフトと構造が似ているため簿記の知識がある方であれば比較的スムーズにLevel 1を突破できるかと思います。

 そしてLevel 3になってくると、現金の使用を極力減らし、代わりにクレジットカードや電子マネーを使っているため、入出金データの入力作業がかなり省力化されているはずです。ここまでくるとクラウド会計が会計ソフトとしての本領を発揮していると言えるでしょう。

 そしてLevel 4~5では、請求書の発行や勤怠管理、さらには在庫管理システムなどの外部システムとの連携を含めて、会計ソフトというよりは徐々にERP(統合基幹業務システム)としての役割に変わってきます。

クラウド会計をおすすめする理由

 当事務所でも日々の入出金があるわけですが、お客様に負けないようにfreeeをLevel 4まで使っています。必要があればLevel 5まで使いたいところですが、税理士事務所ですので在庫管理システムなど外部システムとの連携は不要のためLevel 4どまりとなっています。

 では、「具体的にどのような経理システムを構築しているのか?」と言えば、下図のように入出金は全てネットバンキングなどからの自動連係によって仕訳が作成されるようにしているため、入出金をマニュアルで入力するということは一切ありません。もちろん勘定科目のチェックなどは必要ですので、ある程度の工数は必要ですが、それでも以前と比べて入出金の入力については80%程度の工数が削減されたと感じています。

 またその他、毎月指定した日になるとfreeeが請求書のドラフトを自動作成してくれるため、内容をチェックして送信ボタンを押すだけでお客様に請求書を送信できる仕組みになっています。

 このように当事務所では税理士としてだけではなく、クラウド会計のユーザーとしても導入して良かったなと感じているのですが、そのことこそが当事務所がお客様にクラウド会計をおすすめする理由になっています。

 当事務所ではクラウド会計の導入を支援しておりますので、興味のある方は是非お気軽にお問合せください。

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