こんにちは!浦安の税理士たちばなです。当事務所では「シンプル」で「効率的」な経理経理システムを目指していますが、その一つとしてクラウド会計freeeの導入し、ネットバンキングやクレジットカードなどのデータを会計ソフトの自動的に取り込むことをおすすめしています。
freee会計上級エキスパート試験とは?
とはいえ、freee会計を導入したからといって魔法のように「経理業務が完全自動化される!」ということはなく「初期設定」と「日常のメンテナンス」が適切に行われていることを条件に経理業務の効率化が可能です。例えば「〇〇カードから△△というデータが来たらこのように経理処理する」といった経理処理ルールを一つずつ設定していく必要があります。
またfreee会計はいろいろなことができる反面使いこなすのが意外と難しく、お客様にfreee会計の機能を十分に使って頂くにはサポートする税理士としても会計や税法の専門知識だけではなく、ある程度以上のfreeeのノウハウが必要になります。
そういった状況の中で、認定アドバイザー(freeeから認定された税理士や公認会計士など)の運用スキルを認定するために導入された資格が「freee会計エキスパート」「freee会計上級エキスパート」「freee人事労務エキスパート」の3つです。
freee会計について言えば「freee会計エキスパート」資格を有するレベルであればフリーランスや小規模な会社へのfreee会計の導入及び運用サポートには十分であると言えますが、今回は次のステップであるfreee会計上級エキスパート試験を受験しました。
1回目の受験
freee会計上級エキスパート試験の出題範囲はfreeeアドバイザーガイドのStep0-3とされています。日常的にfreee会計を利用しているため基本的な操作はだいたい分かっていると思いつつも、freeeには「ミニマムプラン」「ベーシックプラン」「プロフェッショナルプラン」「エンタープライズプラン」と4種類(法人)あり、上位プランの機能になると使ったことのない機能もあるため事前にfreeeアドバイザーガイドをきっちり読んで勉強しました。
しかし結果は、、、『不合格』
惜しいというよりも散々な結果でした…。問題は全て4つの選択肢からの選択問題なのですが「正しいものを1つ選べ」というような出題は少なく、ほとんどが「正しいものを全て選べ」又は「誤っているものを全て選べ」という問題だったため、「たぶんこれかな?」という曖昧な知識では突破できず、間違いを連発、あえなく不合格でした。
2回目の受験
1回目の不合格にめげずにすぐに間違えた箇所の復習をして再チャレンジすることにしました。freeeの認定資格制度はリニューアルされたばかりで、リニューアル前は試験問題と解答をもらえなかったのですが、現在は解説を見ることができるため間違えた箇所を確認し、freeeヘルプセンターの記事で復習しました。
ということで万全の対策をして臨んだ2回目の受験は見事『合格』でした!
1回目の受験よりは知識のブラッシュアップもされていましたし、1回目と同じ問題も出題されたため合格することができました。ただし、試験結果レポートを見ると「債権債務管理」の部分で間違いが多かったようです。受験前はこの部分はむしろ得意だと思っていたのですが、新たな課題を発見したのでこれから復習したいと思います。
試験を終えて
freee会計上級エキスパート資格を取得したこともあって「freee会計が得意です」と胸を張ってお話できると思いますが、freeeは会計と人事労務の両方を運用してこそ価値が100%発揮できるものだと考えていますので、続いて人freee人事労務エキスパート試験を受験したいと思います。
千葉県浦安市で税理士事務所を開業。都内税理士事務所及び事業会社で国内税務、国際税務、財務会計、管理会計、経営企画などの業務に従事し、東京都千代田区で独立。令和4年5月千葉県浦安市に事務所を移転。創業、起業のサポートに尽力。
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