税理士には年間36時間の研修受講が義務付けられていますが、年間36時間というと1日あたりたったの6分間ですので、実際には税制改正の内容をチェックしたりしているだけでも全く足りません。
ということで、もっと多く勉強しないといけないのですが、今年は一念発起して青山学院大学で開講される「税理士のための会計専門職大学院特設講座」を受講することにしました。
特設講座のカリキュラム
税理士にもいろいろなタイプの人がいますが、得意分野を基準に大きく分けると「法人税務」を得意とする税理士と「資産税」を得意とする税理士に分けられるのかなと思います。そして今回受講した特設講座は次のようなカリキュラムになっているため、法人税務が得意な税理士を対象としたものでした。

こうやって見てみると難しそうな講座名が並んでいます…。「でも、たくさん勉強して今後の仕事に役立てます」ということで意気込んで授業料を支払い、開講日を待っていました。
新型コロナの影響で急遽オンライン開催に
ところが今年の年明けあたりから新型コロナウイルスのニュースが出始めて、4月には緊急事態宣言が発令される事態になりました。そしてそれにともない青山学院大学からも今回の講座を急遽Zoomによる開催に変更するとの通知が来てしまいました。
正直なところ、知識を学ぶだけであれば専門書籍を購入して読めばよいのかもしれません。それでも講座を申し込んだのは、講師や他の受講生と交流したいという思いがあったからです。コロナの影響でやむを得ないとはいえ、その点は残念でした。
ということで全12回の講義をオンラインで受講したのですが、いざオンラインで受講してみると次のようなメリットとデメリットがあることに気づきました。

また、この中でも特に強く感じたのは「自宅で受講するとダラダラしやすい」というデメリットで、受講生がある程度多い講義をオンラインで受講すると教室で参加するのと比較して緊張感がなくなってしまうため、集中力を切らさずに最後まで話を聞くのは難しいと感じました。
私の場合は事務所がありますので、事務所に出勤して視聴することによってある程度の緊張感を保つことができましたが、コロナの影響のため自宅で受講している学生は大変だなと思いました。
特設講座を修了して
全12回の講義を通して考えると、それぞれのトピックスの重要ポイントを講師の先生方がピックアップして説明してくださったため勉強になることがたくさんありました。ただ、研究者の先生の講義は学問的なものが多かったので、もう少し「実際の事例」や「税理士の実務にどんな影響があるのか?」など実務的な視点からアプローチしてもらえるとよいのになと思いました。
会計専門職大学院の特設講座に興味のある方の参考になれば幸いです。

千葉県浦安市の税理士。
浦安市を拠点に、税務顧問、決算申告、会社設立後の税務、法人成り、月次決算の早期化、経理体制づくり、事業計画の策定、資金繰り相談、経理の自動化・効率化などを支援しています。
当事務所のより詳しい情報は、「浦安の税理士|橘隆行税理士事務所」のトップページをご覧ください。

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