起業を考える人が税理士に相談するメリット5つ

 現在のコロナ禍でも起業される方は着実にいますが、起業される方から時折聞かれるのが「確定申告なんて来年の話でしょ?税理士さんはそのときに探すよ」という言葉です。税理士というと税金の計算だから起業後すぐには必要ないと思われているかもしれませんが、起業考える人が税理士に相談するメリットを5つご紹介します。

税理士に相談するメリット

1.不要な納税を避けることができる

 起業すると税務手続が必要になりますが、中には「税務手続きなんてしていませんよ」という方も見受けられます。そんなとき「では今すぐ手続きをすれば大丈夫!」というものもありますが、期限を過ぎているため間に合わず不要な納税が発生してしまうものもあります。

 また、税務手続きの中には「手続きをするべきか、しないべきか」について専門的な判断が必要なものありますので、起業を考えたら早い段階で税理士に相談することが大切です。

2.創業計画をチェックしてもらえる

 『創業計画』というと金融機関から融資を受ける場合に「作らないといけない」義務的なものだと思われている方も多いと思いますが、創業計画を作ると頭の中が整理できて曖昧だった部分が明確になるメリットがあります。

(創業計画で明確になることの一例)
・自社の強みと弱み
・市場の状況(同業他社の商品やサービス、価格、顧客ニーズなど)
・採るべき戦略(主力商品やサービス、差別化方法、集客方法など)
・損益計画(単価×数量ごとにシミュレーション)
・資金計画(資金が「いつまでに」「いくら」必要か)

 このとき「金融機関で働いていた」「経営企画の仕事をしていた」などで計画の策定に慣れている場合は自分だけで作っても良いと思いますが、そうでない場合には事前に税理士から「創業計画の作り方のポイント」を教えてもらい、作成した創業計画のチェックをしてもらうことが後々の事業のスムーズな開始に大切です。

3.経理業務の省力化ができる

 起業初期の段階ではなかなか経理業務に時間を割くことができませんが、かといって経理を蔑ろにしてどんぶり勘定になってしまうこともお勧めできません。そんなときに税理士に相談していただければ、各社の状況に応じた最も効率的な経理処理方法を提案することができます。税理士に任せられる部分は任せて、より本業に集中されることをお勧めします。

4.税理士のネットワークを活用できる

 起業すると税理士だけではなく司法書士や社会保険労務士、弁護士などの他士業も利用しないといけないことがありますが、多くの税理士は信頼できる他士業の方を知っているます。税理士に起業相談をしていれば信頼できる他士業の先生を紹介してもらえるメリットもあります。

5.起業1年目は特別料金を設定している場合がある

 起業1年目は法人の設立や設備投資などに多くの費用がかかるものですが、一部の税理士は起業1年目の顧問先に特別料金で顧問契約サービスを提供しています。設立1年目は将来に向けた重要な時期ですので、税理士のサポートを受けながら事業を軌道に乗せることに集中したいものです。せっかく特別料金でサポートしてくれる税理士がいるのですから利用しないのはもったいないです。

まとめ

 税理士というとなんとなく「敷居が高い」「偉そう」「気難しそう」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。確かに昔はちょっと気難しい税理士先生も多かったと聞きますが、最近では起業される方のパートナーという意識をもっている税理士が多いと思います。

 「起業したい」という思いがあるのでしたら何はともあれまずは専門家である税理士に相談してみてはいかがでしょうか。

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