みなさま休日はどのようにお過ごしでしょうか?私の場合は、週末はのんびしながらもブログの更新や平日にやり残した仕事、法律の勉強などいろいろなことをしながら過ごしています。ただ、そのなかでも特にお気に入りなのがフィットネスジムでの筋トレです。
「税理士が筋肉つけてどうするの?」と思われるかもしれませんが、これが結構仕事にも役に立つのです。「えっ、仕事で重たいものを持つの?」と聞かれればせいぜいノートパソコンを持ち歩く程度なのですが、筋トレにはそれ以外のメリットがたくさんあります。そこで今回はデスクワークの私が筋トレをして感じたメリットを5つ紹介します。
この記事の目次
1.ストレスが解消してポジティブになれる
日々オフィスでパソコンや書類と格闘しているとストレスをため込みやすいものです。税理士もお客様の大切なお金に関わる仕事ですし、難解な税法を扱う仕事なのでストレスを感じることがよくあります。
そこでおすすめなのが筋トレです。普段、重たいものを持たないデスクワークの方にとってバーベルやダンベルといった鉄の塊を全力で持ち上げることはそれだけでも「非日常」です。頭の中が空っぽになって気分転換できるでしょう。
また、専門家によると筋トレによってテストステロン(男性ホルモン)の分泌量が増えてポジティブな気分になる効果もあるそうです。
2.肩こりや腰痛が解消する
デスクワークをしていると酷い腰痛と肩こりに悩まされている方も多いと思います。私も以前は腰痛が酷くて一時期は椎間板ヘルニアで整形外科に通っていましたが、筋トレを始めて1カ月くらいたった頃から腰痛が嘘のように消えました。また肩こりも全くありません。
ただし、腰が痛いときはおさまるまで筋トレをしないようにしてください。また安全のために、最初はジムのトレーナーの指導を受けながら正しいフォームで軽い重量から始めることが大切です。
3.太りにくい体質になる
専門家によると個人差はあるものの一つの目安として「除脂肪量を1キロ増やすと基礎代謝量が約50キロカロリー増える」そうです。
そしてこの前提で計算すると筋トレで除脂肪体重が5キロ増えたとすれば、一日あたり250キロカロリー、一年間で約9万キロカロリーも基礎代謝量が増えることになります。脂肪を1キログラム減らすのに必要な消費カロリーが7,200キロカロリーですので計算上は一年間で脂肪が約12.5キロも減少することになります。
とはいえ私の経験上はこの計算どおりにはなりません。というのも一生懸命筋トレをするとお腹が減るのでご飯をたくさん食べてしまうからです。ということで私は痩せることはありませんが太りにくい体質になって、食事制限をしたときに体重が減りやすいと感じています。
4.「頼りがいがありそう」「仕事ができそう」に見える
筋トレをすると姿勢がよくなり声が出やすくなりますが、姿勢がよくハキハキと話す人はそれだけで「頼りがいがありそう」「仕事ができそう」に見えるためお得です。
税理士であればもちろん税法の知識や実務経験が重要ですが、どれほど知識や経験があっても姿勢が悪くブツブツと小さな声で話すようではお客様から「大丈夫かな?」「心配だな」と思われてしまうかもしれません。
また筋トレをしていると初対面の方から「鍛えてますね!」と言われることがあって、そこから会話が弾むこともあります。
5.自信が持てるようになる
「ベンチプレスが100キロ挙がるとカッコいいな!」と思ったとしても、もともと鍛えていた人を除けば男性であっても最初は平均で40キロくらいしか挙がらないそうです。
ところが筋トレは続ければ続けるほど結果が出てきます。最初は無理でも半年、1年、2年と続けていけばどんどん重たい重量が挙がるようになってきますし、体型もカッコよくなってきます。筋トレは努力の成果が重量や体形といった形で分かりやすく表れるため成功体験を得やすく「やればできる!」という自信に繋りやすいです。
いかがだったでしょうか?仕事で重たいものを持ち上げる機会のない方でも筋トレにはメリットがたくさんあります。運動の秋、みなさん筋トレを始めてみませんか?
2003年、税理士試験5科目合格(簿記論、財務諸表論、法人税法、所得税法、消費税法)。都内会計事務所や事業会社で税務会計業務や経営計画業務に携わる。「気軽に相談できる税理士」をモットーに東京都千代田区に税理士事務所を開設。ビジネス税務に強く、また、創業や法人成りのサポート、クラウド会計の導入支援を得意とする。
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