所得税が課税されないもの

所得税が課税されないもの

 今年も年末が近づきテレビをつけると年末ジャンボ宝くじのCMが流れています。ちょっとだけ買ってみようかなと思ったのですが、なんとインターネットで購入できるようになっていて少し驚きました。

年末ジャンボ宝くじの当選金には所得税が課税されない

 今年の年末ジャンボ宝くじは1等前後賞をあわせてなんと10億円にもなるようなのですが、宝くじの当選金が非課税、つまり所得税が課税されないことはご存知の方も多いと思います。会社員が受け取った給料や個人事業主の利益などには最高で55%の税金(所得税45%+住民税10%)課税されますが、10億円が非課税になってそのまま受け取れるとはなんとも夢のある話ですね。

所得税が課税されないもの

 ところで、一般的に個人の所得には所得税が課税されますが、年末ジャンボ宝くじの当選金のように非課税になるものも意外と少なくありません。今回はそのうちから身近な話題に出てきそうなものをいくつかピックアップしてみました。

・ノーベル賞の賞金
 毎年秋になると発表されるノーベル賞ですが、その賞金は900万クローナですので現在のレート(1クローナ=11.63円)で日本円に換算すると約1億円になります。ちなみに複数の方で受賞された場合には900万クローナを受賞者で分けるそうですが、1人で受賞しようと複数人で受賞しようとノーベル賞の賞金に所得税は課税されません。

・オリンピックやパラリンピックの報奨金
 オリンピックのメダリストには日本オリンピック委員会(JOC)から報奨金(現在の金額は金メダル500万円、銀メダル300万円、銅メダル100万円)が支給されますが、これらの報奨金には所得税は課税されません。またパラリンピックのメダリストについても同様で、日本障がい者スポーツ協会(JPSA)から受け取る報奨金については所得税が課税されません。 なお、所定の競技団体から受け取る報奨金についても一定の金額までは非課税措置が設けられています。

・宝くじやtotoの当選金
 年末ジャンボ宝くじなどの宝くじやスポーツ振興くじ(toto)の当選金には所得税が課税されません。しがたって、年末ジャンボ宝くじで10億円当選したとすれば、金利を無視したとしても毎年2,000万円を50年間にわたって毎年使うことができることになります。

・雇用保険の失業給付金
 失業してしまった場合にお世話になる失業ですが、失業給付金には所得税が課税されません。

・心身や資産の損害による損害賠償金など
 交通事故でケガをした場合など心身や資産の損害によって受け取る損害賠償金や慰謝料などには原則として所得税が課税されません。

贈与税には注意が必要

 ところで、宝くじの当選金はたとえ10億円だったとしても非課税ですの税金は課税されませんが、高額当選したからと言って両親や親族などに大盤振る舞いした場合には贈与税か課税される場合があるのでご注意ください。言い換えれば、当選した人が当選金を受け取っても非課税ですが、それを誰かにあげた場合には贈与税の対象になるということです。

※この記事の内容は、公開時の法令等に基づくものです。公開の時期については、記事の冒頭でご確認ください。

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